【宅建業】宅地建物取引業者免許申請書の記入の仕方について

この記事では、宅地建物取引業者免許申請書の記入方法について紹介していきます。

宅地建物取引業者免許申請書は表紙および1面から5面の6枚からなります。
それぞれ記入例をあげておきますので参考にしてください。

全体を通しての注意点ですが、それぞれのページ見受けられる※印の箇所には、記入する必要はありません。というか、記入してはいけません。

表紙

まず、表紙ですが、特に迷うところはないと思います。

  • 申請年月日
  • 事務所所在地
  • 商号又は名称
  • 代表者氏名
  • 電話番号

を記載します。

続いて、第1面から第4面まではマス目が設けられていますので一マスに一文字の要領で記入していってください。

宅地建物取引業者免許申請書表紙

第1面

まずは、第1面からです。
申請書上部のマス目のない部分ですが、日付、申請者の氏名、住所、電話番号等を記入していきます。

法人の場合は商号および名称に法人名(会社名)、氏名に代表者の役職と氏名を記載し、代表者印を押印します。
個人申請の場合の押印は認印で構いません。

引き続き、マス目を埋めていきます。
申請時の免許証番号ですが、新規の時には当然、記載は不要です。

宅地建物取引業者免許申請書第1面

続いて、項番11から13です。

・項番11

項番11は、商号又は名称、法人・個人の別です。
カタカナでのフリガナは、濁点「゛」も1マスとしてください。
法人の場合は1、個人の場合は2と記入します。

・項番12

項番12は代表者又は個人に関する事項です。
役名コード登録番号については次の通りです。

  • 01代表取締役(株式会社)
  • 02取締役(株式会社)
  • 03監査役(株式会社)
  • 04代表社員(持分会社)
  • 05社員(持分会社)
  • 07理事
  • 08監事
  • 09その他
  • 13代表執行役(株式会社)
  • 14執行役(株式会社)
  • 15会計参与(株式会社)

登録番号の欄は宅地建物取引士である場合にのみ、その登録番号を記入してください。
広島県の場合は、登録番号の最初の二桁は34です。

・項番13

項番13は、宅地建物取引業以外に行っている事業がある場合にはその種類を記入します。
事業コードは次のようになっています。

  • 01農業
  • 02林業
  • 03漁業
  • 04鉱業
  • 05建築業
  • 06製造業
  • 07電気、ガス、熱供給、水道業
  • 08運輸、通信業
  • 09卸売小売業、飲食店
  • 10金融、保険業
  • 11不動産賃貸業
  • 12不動産管理業
  • 13サービス業
  • 14その他

事業を行っていない場合は「50」と記入してください。

所属団体コードは次のようになっています。

  • 01社団法人高層住宅管理業協会
  • 02社団法人日本住宅建設産業協会
  • 03社団法人全国住宅宅地協会連合会の会員である各協会
  • 04社団法人全国宅地建物取引業協会連合会の会員である各協会
  • 05社団法人全日本不動産協会
  • 09社団法人日本ビルヂング協会連合会の会員である各協会
  • 10社団法人不動産協会
  • 11社団法人不動産流通経営協会
  • 12その他

なお、不動産業関連業界団体がない場合は50を記入してください。

第2面

続いて、第2面です。

第2面は申請者が法人の場合にのみ記入することになっています。

役員に関する事項で役名コード、宅地建物取引士の場合の登録番号、氏名、生年月日をマス目に記入していきますか、第1面で代表者として記入した方については記入する必要はありません。

また五名までしか記入する欄がありませんので、記載しきれない場合は、同じ様式により作成した書面に記載して、第2面の次に添付するようにしてください。

宅地建物取引業者免許申請書第2面

第3面

続いて、第3面です。

第3面は事務所毎に作成するものになります。
主たる事務所だけの場合は、第3面は1枚のみになります。
極端な場合で言うと、仮に従たる事務所が10個あれば、主たる事務所と合わせて、第3面は11枚必要になります。

事務所に関する事項について、所在地市区町村コードはこちらを参照してください。

また、電話番号は、市外局番、市内局番、番号をそれぞれー(ダッシュ)で区切り、左詰めで記入してください。
従事する者の数は右詰めで記入してください。
この従事する者には、営業に従事する者だけでなく、宅地建物取引業に係る一般管理部門に所属する方や補助的な自分に従事する方も含めてください。

また、申請者が個人の場合はその家族が宅地建物取引業に従事し、または従事しようとしている時にはその方についても記入してください。

宅地建物取引業者免許申請書第3面

第4面

続いて、第4面です。
これは第3面に記載しきれない場合に使用してください。
したがって、これも事務所ごとに作成することになります。

また、第4面に記載しきれない場合は同じ様式に売り作成した書面に記載して第4面の次に添付するようにしてください。

宅地建物取引業者免許申請書第4面

第5面

最後に、第5面です。
ここには登録免許税納付書・領収証書、収入印紙または証紙を貼り付ける用紙です。

宅地建物取引業者免許申請書第5面

以上が申請書の記入方法です。