【倉庫業】倉庫業登録申請における倉庫管理主任者関連の添付書類について

この記事では、倉庫業登録申請における添付書類の中で倉庫管理主任者に関する書類について紹介します。

倉庫管理者に関する書類には、次の二つの事柄を記載しなければいけません。

  1. 倉庫管理主任者の配置の状況
  2. 倉庫管理主任者の資格

それでは、詳細を見ていきましょう。

倉庫管理主任者の配置の状況

配置の状況というのは、誰がどの倉庫を担当しているのかということです。

記載する内容は次のような事項です。

  • 倉庫管理主任者の氏名
    倉庫管理者の氏名を記入してください
  • 職名
    課長とか主任とか支店長とか会社の役職を記入してください。
  • 所在する事業場の名称
    本社とか八丁堀支店とか記入してください。
  • 担当する倉庫の名称
    定めてある倉庫名を記入してください
  • 備考
    倉庫管理主任者が複数の倉庫を担当している場合に、同一の敷地内にある一体の倉庫とみなされるものであるか、または同一都道府県の別の倉庫であるか、を記載してください。
    また別の倉庫がある場合には倉庫の種別と換算前の面積と換算後の有効面積の合計値を記載してください。
    面積を記載するのは、1人の倉庫管理者が管理できる倉庫の換算後の有効面積の合計値の上限が規定されているからです。
    この換算後の有効面積の規定は原則1万平方メートル以下ですが、倉庫の種類によって、換算が異なるので、少しだけ複雑です。

別の記事で紹介しているので、興味のある方はそちらを御確認下さい。

倉庫管理主任者の資格

倉庫管理主任者になるためには次のうちのいずれかの資格基準を満たさねばいけません。

  • 実務経験を有していること
  • 講習を受講していること
  • 国土交通大臣が、上記二つの項目以上の知識及び能力を有すると認めていること

したがって、上記のいずれかに該当するか証明する書類を添付するか、もしくは証明できる内容を記載しなければなりません。

実務経験に関しては、倉庫の管理業務で2年以上の指導監督的実務経験を有するか、または3年以上の実務経験を有する必要があります。

講習を受講している場合は、国土交通大臣の定める基準に適合した講習を受講したことを証する修了書を添付してください。

最後に記載された書類の例を載せておきますので、参考にしてください。

倉庫管理主任者配置状況及び資格要件確認書